1.どのような資格なのか
「サブリース建物取扱主任者」は、サブリース契約のスペシャリストとして不動産オーナーに安心とワンランク上のサブリース提案を提供することのできる資格です。

賃貸経営の方法の一つであるサブリース(一括借り上げ)。現在、多くの不動産オーナーがこのサブリースを活用しています。多額な投下資本投入の決断となる「長期事業収支計画」作成は無論のこと、適切な建築業者、管理会社の選定などを行うと共に、サブリース契約に不安を感じる不動産オーナーに対しても、その不安を払しょくすべくコンサルティングを行うことのできる存在です。
不動産オーナーとの信頼関係を構築するためにも、リスクを伴うことのあるサブリース契約におけるコンプライアンス、企業の社会的責任、説明義務についてもあらためて学んでいただきます。

「サブリース建物取扱主任者」は国土交通省「賃貸住宅管理業者登録規定」及び準則を遵守し、充分な専門的知識を有し及び行動規範を認証する証として、特定非営利活動法人 日本住宅性能検査協会が、認定するものです。
2.次のような方に、取得を是非おすすめします
(1)サブリースを取り扱っている事業者の経営者や営業担当者
不動産オーナーに安心感を与え、説得力のある提案を行うために
(2)これからサブリースを事業として取り組んでいこうとお考えの事業者
サブリース契約について学ぶと共に求められる事業のスタイルを見極めるために
(3)賃貸経営手法を学びたい、またはサブリースを検討している賃貸オーナーや不動産オーナー
サブリースとい賃貸経営の手法を、最大限効果的に活用するために。
(4)オーナーに資産の活用方法等を提案する士業や各種コンサルタント、プランナー
資産活用の提案の幅を広げると共に、正しいサブリース契約について案内するために。
3.履修内容について(一部抜粋)
第1部 サブリースの基礎理解
- サブリースとは ~民法・借地借家法との関わり~
- サブリースの歴史
- 賃料減額請求の争い~最高裁判例の解説~
第2部 サブリースの実務ポイント
- サブリースの確認ポイント
- 金融機関から見たリスクマネジメント
- 適切な長期事業収支計画の作成方法
第3部 サブリース契約書のポイント
- サブリース契約書のポイント
- サブリース契約書の注意点
第4部 サブリース契約事例(相談案件)紹介
- トラブル事例紹介
- 論点の整理
こちらから、認定講習会の動画とテキストサンプルをご覧いただけます。
4.資格認定の流れ

特別認定講習会(4時間)に参加し、レポート提出を行います。 そのレポートを特定非営利活動法人日本住宅性能検査協会が評価し、一定水準以上の成績を収めた者が資格認定されます。
- ※レポートの成績により、不認定となる場合もございます。不認定の場合、再提出による再度のチャレンジが可能です。

認定講習会は全国のLEC東京リーガルマインドにて実施されます。
5.資格制度主催団体について
資格制度主催団体:特定非営利活動法人 日本住宅性能検査協会
- 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1丁目11番5号 日本橋吉泉ビル2F
- TEL:03-5847-8235
- Mail:info@jro-sublease.jp
- URL: http://www.nichijuken.org/
≪お申込み・講習受講日時、場所のご確認は≫
資格認定講習会のお申込みは、LEC東京リーガルマインドのサイトよりお申込み下さい。
次のサイトから、受講場所と日時を選ぶことができます。